【2024年版】Adobeって何?簡単解説!基本ソフトをご紹介

本記事はAdobeについての簡単解説と基本的ソフトをご紹介しています。

Adobeって何?

Adobeとは、アメリカ合衆国のソフトウェア企業です。主にデジタルメディアやコンテンツの作成、編集、管理に特化し、使用されるソフトを開発しています。Adobeの製品は、写真・動画編集、ウェブデザイン、イラストレーションなどの幅広い分野で利用されています。Adoobeはクリエイター、デザイナー、マーケター、ビデオ制作者、写真家など様々なプロフェッショナルな世界で重要なツールとなっています。また個人のビジネスシーンや作業の効率化においても力を発揮し世界中で多く利用されているソフトウェアです。

Adobe基本ソフト20種をご紹介

写真・画像編集

Photoshop

画像編集やデジタル合成を行うためのソフトウェアです。

  • 画像編集:写真や画像の色調補正、切り抜き、修復、明るさコントラスト調整
  • デジタル合成:複数の画像や要素を組み合わせて新しい画像を作成
  • テキストやグラフィックの追加:テキストや図形、グラフィックの追加
  • 特殊効果の追加:モザイク、ぼかし、シャープン、ノイズの除去
  • ウェブ用画像の最適化:ファイルサイズの圧縮や画質の調整

Illustrator

ベクターグラフィックスの作成や編集を行うための専門ソフトウェアです。

  • ベクターグラフィックスの作成:計算式に基づいて図形を描画
  • レイヤーとオブジェクト管理:レイヤー、グループを使用して、複数のオブジェクトを整理し管理。
  • 色とスタイルの編集:豊富な色やグラデーション、パターンのパレットを用意
  • 印刷物の製作:ポスター、チラシ、名刺など
  • ウェブグラフィックスの製作:アイコン、バナー、UIデザインなど
  • ファイル形式のエクスポート:PDF、SVG、EPSなど標準的なファイル形式でエクスポート

Lightroom

デジタル写真管理、編集ソフトウェアです。写真の整理、編集、公開を効率的に行うためのツールとして使用されています。

  • 写真の整理と管理:写真をキーワードやメタデータなどで分類し、効率的に整理が可能
  • 基本的な編集機能:露出補正、色調補正、白黒処理、シャープネス調整などの基本機能
  • プリセットやフィルターの利用:プリセットやフィルターなどの効果を簡単適用
  • RAWファイルのサポート:RAW形式の写真ファイルを直接読みこんで編集可能
  • 写真の公開と共有:ウェブギャラリーにアップロードし、オンラインで共有可能

Adobe Express

無料で提供されている簡易的な画像・動画編集アプリケーションです。主にInstagramのリールやTikTok動画、ロゴやチラシなどの作成に使用されます。

  • 基本的編集機能:基本的な画像と動画編集機能が充実、すぐにコンテンツ制作を開始可能
  • インストールが不要:ブラウザからの使用が可能
  • 豊富なテンプレートと素材:プロがデザインしたテンプレートやイラスト素材が使用可能
  • 自動生成AIツール:「テキストから画像生成」など文章を入力するだけでAI生成が可能
  • サイズ最適化と拡張子変換:SNS用にサイズの最適化と、様々な拡張子に変換可能

動画編集

Premiere Pro

高度な編集機能を搭載した動画編集ソフトウェアです。

  • タイムラインベースの編集:タイムライン上で動画のカット、トリム、速度調整など基本編集が可能
  • 豊富な効果とトランジション:多彩な効果やトランジションを用意
  • 多重カメラ編集:複数のカメラからの映像を同時に取り込んで編集が可能
  • インポートとエクスポート:様々な形式のファイルをインポート可能、編集したビデオをYouTubeなどに直接エクスポート可能
  • ACC(Adobe Creative Cloud)と連携:他のAdobe製品(AfterEffectsやPhotoshop)と連携して使用可能

After Effects

モーショングラフィックスやビジュアルエフェクトを製作する為のソフトウェアです。

  • モーショングラフィックスの製作:テキストや図形、写真、ビデオなどの要素を組み合わせアニメーションやモーショングラフィックスを作成
  • ビジュアルエフェクトの追加:ブラー、シャープン、モザイク、パーティクルエフェクトなど特殊効果を追加可能
  • 合成:グリーンスクリーン合成やデジタルマット合成など様々な合成作業が可能
  • タイトルデザイン:映画やテレビ番組のタイトルやアニメーションを作成可能
  • インポートとエクスポート:様々な形式のファイルをインポートして様々な形式でエクスポート可能

Adobe Animate

高度な機能を搭載したベクターアニメーション作成ソフトウェアです。主にアニメーション、ゲームなどの制作に適しています。

  • ベクターアニメーションの制作:ベクターグラフィックスを使用、キャラクターアニメーションや動きのあるバナーなどの制作が可能
  • HTML5アニメーション作成:HTML5やJavaScriptを使用して制作したアニメーションを出力することが可能
  • シンボル管理:アニメーションの要素をシンボルとして管理
  • スクリプトの組み込み:ボタンの動作やアニメーションのトリガーなどを定義することが可能

Premiere Rush

ビデオ編集アプリケーションです。主にスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス向けに開発されており、手軽にプロ品質のビデオ編集が出来るツールとして利用されています。

  • モバイルファーストのデザイン:モバイルデザイン重視のデザインが特徴
  • マルチプラットフォーム対応:Windows、macOS、iOS、Androidに対応
  • ビデオ編集機能:カット、トリム、ミックスなどの基本編集作業が可能
  • 高品質のエフェクタとフィルター:高品質のエフェクトとフィルターが組み込まれている
  • ソーシャルメディアへの共有:YouTubeやInstagramなどのプラットフォームに簡単にアップ可能

ページレイアウト・印刷物デザイン

InDesign

ページレイアウト及びデザインソフトウェアです。主に印刷物やデジタル出版物の制作に使用されています。雑誌、新聞、広告、パンフレット、書籍などのデザイン作業を効率的に行う為のツールとして使用されます。

  • ページレイアウトの作成:複数のページからなるドキュメントの作成、テキストや画像などの要素を配置してページレイアウトを作成可能
  • テキストの編集とスタイルの管理:豊富なテキスト編集機能を搭載、テキストの書式設定やスタイルを一元管理
  • グラフィックスの挿入と編集:画像やイラスト、図形などをドキュメントに挿入、サイズ変更や配置編集
  • 印刷物ファイルのエクスポート:印刷物の高品質なPDFファイルを作成可能
  • デジタル出版物の制作:電子書籍やデジタル漫画などを制作する為の機能も搭載

InCopy

InCopyはInDesignと統合されており、InDesignで作成されたレイアウトやデザインを保持しながら、テキストの編集や校正を行うことができます。

  • InDesignと統合:InDesignで作成されたレイアウトをInCopyで開き編集が可能
  • テキスト編集と校正:文章の修正や設定の変更、スペルチェックや文法チェックを実施可能
  • ワークフローの管理:複数ユーザーの同時作業が可能、変更やコメントの追跡を行える
  • クラウドベースの共同作業:Adobe Creative Cloudとの連携により、容易な作業を実施可能

Acrobat

PDFファイルを作成、表示、編集、共有する為のソフトウェアです。

  • PDFファイルの作成:様々な形式の文書や画像ファイルからPDFファイルを作成可能
  • PDFの表示と閲覧:PDFファイルを表示、閲覧、印刷することが可能
  • PDFの編集と注釈:テキストや画像の追加、削除、変更、ハイライトや下線、書き込みなど
  • フォームの作成と管理:PDFフォームの作成、カスタマイズし、フォームのデータを収集、管理が可能
  • セキュリティと保護:パスワードの設定、暗号化、デジタル署名などのセキュリティオプション

ウェブデザイン・開発

Dreamweaver

主にウェブサイトやウェブアプリケーションの制作に使用され、コードの編集とプレビュー、デザインの作成と管理、サイトの公開など、ウェブ開発ソフトウェアです。

  • コードエディター:HTML、CSS、JavaScriptなどのウェブテクノロジーに対応、コードの編集が可能
  • デザインビュー:コードとデザインの両方のビューを使用してウェブページを作成および編集することが可能
  • サイト管理:サイトマネージャーを使用し、サイト構造やファイルの関係を視覚的に管理が可能
  • レスポンシブデザインのサポート:異なるデバイスや画面サイズに対応したレイアウトを作成可能

Adobe XD

ユーザーエクスペリエンス(UX)及びユーザーインターフェース(UI)デザインの為のソフトウェアです。主にウェブサイトやモバイルアプリなどのデザインを作成し、プロトタイプを作成してユーザーテストを行う為のツールとして利用されます。

  • デザイン作成:テキスト、画像、形状、アイコンなどの要素を配置し、レイアウトを調整してデザイン可能
  • プロトタイピング:デザインのプロトタイプを作成してテストが可能、ボタンの動作などの定義しアプリのシミュレートが可能
  • 共同作業と共有:デザインファイルを共有し、コメントやフィードバックの受け取りが可能
  • 自動アニメーション:プロトタイプのスクリーン間の移動や要素の変化を自動的にアニメーション化可能
  • UIキットとプラグイン:様々なUIキットとプラグインが提供されており、機能の拡張が可能

音声編集

Audition

音声編集及びオーディオ作成の為のソフトウェアです。主に音楽制作、ポットキャスト制作、音声編集などの分野で使用されています。

  • オーディオ編集:カット、トリム、ミックスなどの基本編集から、ノイズ除去、音声修復と高度な処理も可能
  • マルチトラック録音とミキシング:複数のトラックを同時録音しミックスが可能
  • ノイズリダクションと音声修復:ノイズやヒス、クリックなどの不要な音を除去しクリアな音声を作成可能
  • エフェクトとフィルターの追加:音声にリバーブ、エコー、ディレイなどのエフェクトを追加、イコライザーなどのフィルターを使用し調整が可能
  • マルチプラットフォーム対応:様々なプロジェクトやファイル形式に対応可能

3Dモデリング・アニメーション

Dimension

3Dデザインとレンダリングを行う為のソフトウェアです。主に製品デザインやパッケージデザイン、広告制作などの分野で使用されます。

  • 3Dモデルの作成と編集:基本的な形状やテキスト、複雑なモデルや曲面まで様々な3Dオブジェクトの作成が可能
  • マテリアルとテクスチャの追加:3Dモデルにリアルな外観や質感を与えることができます。
  • ライティングと照明:自然光や照明スタジオなど光の影響を加えることで、雰囲気や表現の調整が可能
  • 背景と環境の設定:背景画像やHDRIマップを使用して、背景や環境のカスタマイズが可能
  • レンダリングとプレビュー:高品質なレンダリングを行い、3Dをリアルな画像やプレビューで確認可能

Character Animator

2Dキャラクターアニメーションソフトウェアです。リアルタイムの顔認識とモーションキャプチャ技術を使用し、キャラクターアニメーションを作成しリアルタイムで演じることができます。

  • 顔認識とモーションキャプチャ:Webカメラやマイクを使用して顔の表情や動きをキャラクターアニメーションに反映することが可能
  • 自然なアニメーション制御:口、目、手の動きなどを自動追跡する事で、自然な動きに制御
  • インタラクティブな演出:声や動きに反応し、キャラクターがリアルタイムでアクションを演じます
  • 録画と編集:キャラクターの動きや演出を録画し、編集しアニメーションを作成が可能
  • Adobe Creative Cloudとの統合:他のAdobeアプリケーションと連携が可能

Aero

拡張現実(AR)を体験し制作する為のアプリケーションです。主に3Dモデルやアニメーションを使用してARコンテンツを作成する事ができます。

  • ARコンテンツの制作:3Dモデルをインポートしテキストや画像などの要素を追加しAR作成が可能
  • リアルタイムプレビュー:デバイスのカメラを使用し、実際の環境に配置し見え方や動きの確認が可能
  • インタラクションの追加:タップやジェスチャーなどを追加し、操作が可能
  • 共有と連携:他のAdobeアプリケーションとの連携が可能

デジタルエクスペリエンス管理

Adobe Experience Manager

デジタルエクスペリエンス管理プラットフォームです。主に企業や組織がデジタルコンテンツの作成、管理、配信、最適化を行う為のツールとして使用されます。

  • コンテンツ管理:ウェブサイトやモバイルアプリなどのコンテンツを中央集権的に管理が可能
  • デジタル資産管理:バージョン管理や権限管理などの機能を使用し、デジタル資産を効率的に管理
  • ウェブコンテンツ管理:豊富なテンプレートやコンポーネントを使用してウェブページ作成や編集が可能
  • パーソナライゼーションとマーケティング:ユーザーに対しターゲット化されたコンテンツを提供

Bridge

ファイルブラウザおよびデジタルアセット管理ツールです。主にデジタルコンテンツの整理、閲覧、管理を行う為のツールとして使用されます。

  • ファイルの整理と閲覧:ファイルを見つけやすく整理し、必要なコンテンツに素早いアクセスが可能
  • メタデータの管理:メタデータを使用し、コンテンツのカテゴライズと検索が可能
  • バッチ処理と自動化:大量のファイルを一括処理、作業の自動化
  • 連携と統合:他のAdobeアプリと連携し、コンテンツを直接開き、編集が可能
  • プレビューとメディア管理:様々なメディア形式をサポート、プレビューで確認が可能

Prelude

ビデオ制作においてワークフローを補助するツールです。主に大規模なプロジェクトで使用され、ビデオ素材の整理、タグ付け、編集前の準備などを行うことができます。

  • メタデータの管理:ビデオクリップにタグを付けたり、コメントを追加し編集作業を効率化
  • 複数同期:複数のカメラからの素材を同期させ、整理、トリミングなどを行えます。
  • スクリプトの作成と編集:スクリプトに記録し、後の編集作業に役立てます。
  • Adobe Creative Cloudと統合:他のAdobeアプリと連携を通じ、データを共有し編集作業が可能。

Adobeのサービスを一括して利用するには

Adobe Creative Cloud

Adobe Creative CloudとはAdobeのソフトの一部サブスクリプションで使用できる仕組みです。
クラウド上でソフトをダウンロードできて、どのデバイスからでも使用可能なのが特徴です。
スマートフォンアプリもあり、そこからの作業が可能。

Adobe Creative Cloudのプランと各プランの価格は以下の通りです。

単体プラン: 680円~3,828円/月(税込)
Adobeの必要なソフト単体を選択できます
フォトプラン: 2,380円/月(税込)
Lightroom/Photoshopが含まれた写真系に特化したソフトが含まれているセットプランです。
コンプリートプラン: 7,780円/月(税込)
Adobe基本ソフト20種以上が含まれたセットプランです。
↑↑↑こちらは「個人向け」の価格設定となっています↑↑↑

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Adobe Creative Cloudには7日間の無料体験期間があり、Adobeソフトが制限なしで使えます。
※7日間を過ぎると有料版へ自動移行されます
Adobeソフトの使用を悩んでいる方は是非無料体験を利用してみる事をおススメします!